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茶の道とご挨拶
型を重ねること。
そこに、その時の私を知る。

茶の道について
茶道には、長い年月をかけて受け継がれてきた型があります。
柄杓を取り、茶碗を扱い、畳を歩く。
型に沿って一つひとつの所作を丁寧に重ねるうちに、急ぎや迷い、力みなど、普段は気づかない私の内側の動きを知ることがあります。
同じ点前を繰り返していても、その時々の私は同じではありません。
型は、所作を美しく見せるためだけのものではなく、今の私と向き合う時間にもなります。
私にとって茶の道は、作法を身につけることにとどまらず、私を知る道でもあります。
茶室には、季節の花があり、掛物があり、道具があります。
その日の天候やお迎えする方を思いながら、道具の取り合わせを考えることも、お茶を点てることと切り離せません。
一つひとつの所作やしつらえには、亭主の心持ちがあらわれます。
亭主と客が互いの心持ちを受け取りながら、一座をともにする。
そのひとときもまた、茶道の大切なところだと考えています。

一服の茶が
つなぐもの
洗心庵で大切にしていること

洗心庵では、表千家の茶の湯の心を大切に、技術の習得だけでなく、茶の湯を通して私を知る時間を大切にし、静かで温かな場を心がけています。
稽古を重ね、茶の道を深めていくうちに、茶室での時間と日々の暮らしとの境目は次第に薄れていきます。
茶室での所作も、日常の何気ない営みも、別々のものではなく、ひとつながりの茶の道となっていく。
そこにも茶道の奥深さがあると感じています。
はじめての方も、どうぞ安心してお越しください。
茶の湯が、皆さまの暮らしの中にやさしい光をもたらしますことを願って。

ご挨拶
表千家茶道をお伝えしております。
稽古では、作法やお道具について学びながら、一人ひとりがその時に触れているものを大切にしています。同じ言葉が、誰にとっても同じように働くとは限りません。
その時、その方に必要なことを丁寧にお伝えしたいと思っています。
茶道を初めて学ばれる方にも、長く続けてこられた方にも、それぞれの歩みがあります。
静けさを分かち合いながら、その歩みをご一緒できれば幸いです。
准教授
植村美文
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